9月もあっという間に終盤になりましたね。
十五夜・敬老の日・秋分の日と着々と年中行事が終わってしまいました。
気候も随分と秋めいてきて夜間は寒いぐらいですね。
それに伴って「ぎっくり腰」「寝違い」「めまい」「頭痛」「倦怠感」と色々な症状で来院される患者さんが増えてきました。
問診や施術させてもらったり、カルテ整理をする際に以下のような共通点が見つかりました。
①涼しくなり水分の摂取量が激減している
②就寝の際に涼しくなっているのに布団も服装も真夏のまま
③食欲の秋で暴飲暴食とまではいかなくてもおなか一杯に食事をしてしまう
こんな感じです。
今回は①の涼しくなり水分の摂取量が激減しているについて説明させてもらいます!
真夏は暑さもあり水や麦茶多く飲んでいたが、最近は珈琲や紅茶を時々飲むぐらいという方が多いです。
一般の成人は最低でも一日1.5Lから2Lの水分摂取が必要と言われます。
しかし、水分には吸収するための水分と排泄するための水分があります。
かんたんに言うと、「カフェイン」や「アルコール」が含まれているものは排泄するための水分と思ってください。
昔は緑茶などは薬と言われました。もちろんカテキンの作用もあるのですがカフェインの利尿作用による解毒作用もあり薬とされていたみたいです。アルコールは今でも百薬の長とも言われますよね!どちらも利尿作用があるからなんです。おしっこが近かったら水分を吸収することができません。
なので、お水・お白湯・麦茶・そば茶・コーン茶などを飲まれることにより水分の吸収が促されます。
飲み物を考えてしっかりと水分が身体に吸収されないと、身体の60%と言われる水分量が減ってしまいます。そうすると血液量が減ってしまう上に血液がねっとりしてしまい全身に流れにくくなり身体が回復しにくくなってしまいます。
身体は水分・栄養・酸素で血液を作って身体を回復させていきます。このために血液が潤わずに回復ができなくて調子を崩される方が増えたんだと考えます。
先日めまいで来院された方は内科や耳鼻科に行っても治まらなかったのに、当院で施術してしっかりと水分補給されたらばっちりと改善されました!
まずはご自身が一日でどんな水分をどのぐらい飲んでいるか確認してみましょう!
あと、カフェインやアルコールもダメなわけではないですよ!
でも、飲んだ水分としてはカウントしないようにしましょう!
次回は②の就寝の際に涼しくなっているのに布団も服装も真夏のままを解説しますね!